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藤戸寺

	本堂
源平合戦の供養の為の五重塔（県重文）	ハナツクバネウツギ
夏椿・ここでは沙羅という事になっています	ムラサキツユクサ

特徴

705年開山。源平合戦の縁の寺。 1184年に源範頼が平行盛を打ち破った藤戸合戦が付近であり、戦功を挙げた佐々木盛綱が地域を拝領、合戦の戦死者と案内をした漁夫の為に藤戸寺で大法要を行ったという謂れがあります。 謡曲「藤戸」の舞台。 また、「平家物語」の冒頭部分「祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらは（わ）す。後略」から引用して沙羅が植わっておりその名所となっています。 入場料：無料

ひとこと

佐々木盛綱像、なかなかいい出来です 経ヶ島 「三丁目の夕日」でロケされました 大法要に備えられたのが始まりという名物の藤戸まんじゅう

元は海だった現在の倉敷川にかかる新盛綱橋の中ほどに浅瀬を渡る盛綱像があります。 橋を渡ってしばらく歩くと島だった経ヶ島があり佐々木盛綱に浅瀬を教えた男の供養塔が建っています。

場所

岡山県倉敷市藤戸町藤戸57　 086(428)1129

交通

山陽道倉敷ICから10分 JR山陽本線倉敷駅下車バスで20分