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足立美術館

美術館入り口	このあたりは室内から庭を鑑賞します
苔庭	雨が止んで霧雲が…収蔵作品の横山大観作「雨霽（は）る」の様です
生の額絵	外の眺めはこんな感じ
紅葉の頃はまた素晴らしいでしょう	茶室「寿立庵」の庭
池庭	白砂青松庭
奥に見える滝は国道を挟んで対岸の山にあります	開館8周年を記念して作った高さ15mの人工の滝です

特徴

横山大観を初めとした近代日本画家のコレクションを中心にした美術館。 ここの売りはアメリカの日本庭園専門誌によって庭園日本一に5年連続（2007年度現在）で選ばれているということです。 因みに二位は桂離宮、足立美術館の完璧で理解しやすい庭園はアメリカ人好みというのは納得です。 メインの美術品の充実もさる事ながら、庭園の「見せ方」も工夫があり、見るものを飽きさせません。 そして見る角度、天候、季節によって見え方が違い、何度も通いたくなるような素晴らしい庭園です。 入場料の2,200円が安いと思えるような美術館ですが、2年間フリー入場カード6,000円というのもあり、3回以上通える人ならかなりお得です。 入場料：大人2,200円

ひとこと

地元島根県下の窯元の茶碗で淹れてくれます お菓子は「緑風」 茶室に窓が切ってあり、ここも「生の双幅対」 掛け軸は松江藩七代目藩主の松平不昧公筆 「不風流之亦風流（風流であらざるもまた風流）」 美術館の開館記念に製作した純金の茶釜で沸かしたお湯でお茶を 吊り戸棚は横山大観筆「海景」下のお道具は純銀製 喫茶「大観」で甘味を 大観からの眺め、錦鯉の泳ぐ池に迫出しています

美術館内には2箇所の喫茶室と2箇所の茶室があり、鑑賞途中に立ち寄る事ができます。 展示物に合わせた内容なのが嬉しいです。

場所

島根県安来市古川町320 　 0854(28)7111

交通

山陰道安来ICから15分 JR山陰本線安来駅等から無料シャトルバスあり